食器洗浄乾燥機(いわゆる食洗器)の普及率は、日本の家庭でも年々増加傾向にあるそうです。
食洗器を導入することで、共働き家庭でも効率よく家事を行うことができますし、余った時間を家族の時間として使うこともできますね。
手洗いしなくなるので、洗剤やお湯による手荒れを防げるので女性にとってうれしい家電だと思います。
ですが、「食洗器は電気代が高くなって節約にならない」などの声を聴いたことはありませんか?
食洗器を導入すると節約になるの?ならないの?
と気になってしまいますよね。
手荒れを防げて家族の時間も楽しめる食洗器ですが、月の光熱費に影響があるならば導入は迷いどころです。
今回は食洗器の導入をお考えの方が気になる光熱費について、調査していきたいと思います。
あなたは普段どのような方法で洗い物していますか?
節約のため普段はお水で洗い物をしている方も、頑固な汚れなどには「お湯」を使いますよね。
そうなると、水道代だけではなくガス代もかかってしまいます。
洗剤の泡を洗い流すために、水を出しっぱなしにする場合も水道代は高くなってしまいますね。
普段から節約を心掛けていたとしても、清潔を保とうとするとどうしても水をかなり使うことになってしまいます。
手洗いの場合は年間約 28,484円、食洗機の場合は年間約 17,155円
(【くらしTEPCO】食洗器は電気代がかかる!の夫VS水道代が節約になる!の妻)
※1日に2回食器を洗う場合の計算です。
お湯を使って洗い物をするご家庭の場合だと、
食洗器を導入すると、年間で約11000円程度の節約になるようです。
毎回お水を使っての洗い物をするご家庭では、ガス代がかかっていないため手洗いの方が安くなるということですね。
食洗器を導入したうえでさらに節約するためには、「乾燥機」機能は使わないことをおすすめします。
乾燥機機能をオフに設定できる機種を選び、洗浄のみで使用すると乾燥機能中の電気代がかかりません。
せっかく節約のために食洗器を導入しても、乾燥機能を使用してしまうとさらに電気代がかかってしまうので節約にはなりにくいかもしれません…。
食洗器の種類によっては、洗浄コースを選択できる機種もありますので、短い時間で終わるコースを選ぶようにしましょう。
使用時間を短くすることで、電気代のさらなる節約につながります。
家族の時間を有効に使うため、家事の時間を短縮するために便利な食洗器。
節約になるかどうかの結論は、「ご家庭の洗い物スタイルによる」ということがわかりました。
普段の洗い物で絶対に水を使用している方はそのまま手洗いの方が節約になります。
お湯を使って洗い物をする方は、食洗器のほうが節約になりますね。
もし、食洗器を導入する場合は食洗器の使い方でさらに節約になる場合もありますので、工夫しながらうまく食洗器と付き合っていきましょう。
食洗器はモノによって、音や機能にかなり違いがあります。
自分の生活スタイルに合った食洗器を選んで、上手に節約してくださいね。